2005年1月21日に保護した熊鷹、残念ながら死亡しましたがその後剥製になり三瓶のサヒメルにて保管してあることがわかりました、その剥製になった熊鷹に初めて会いに行きました。
昨日今日と雲南市スポ少団員研修のために三瓶青少年交流の家へ行きましたので、団員たちがバウムクーヘン作りをしている間に行くことに。
島根県立三瓶自然館サヒメルについて受付嬢にその旨を伝えると、あらかじめ電話をしておいたので早速対応していただきました。
出迎えていただいたのは、井上雅仁氏(学術博士)
挨拶もそこそこに早速資料室(収蔵庫)へ案内していただきました入り口の扉
靴を脱いで中へ入ると沢山の標本があります
話を聞くと島根県内に生息している哺乳類の殆どの剥製を収蔵しているとの事でした。
これは川沿いの畑の敵「ヌートリア」(本人に意識は無いと思いますが・・)
※戦時中に毛皮の採取目的に海外から導入されたが、イマイチ評判が悪く、養殖されていたのが放棄され全国に蔓延したそうです・・・・
アヒル・鴨・漁協の敵?川鵜などの標本も沢山あります
こちらは戦前に収集保存されたオオハクチョウの標本だそうです
いよいよ目的のものとの再会です
後ろから・・・
正面から
正面下から
標本ながら、凛々しい顔です・・・
博士と熊鷹
そして私も加わり
記念撮影
このアングルからの画像が一番かと、大空を飛んでるイメージで
この他同じ猛禽類の仲間、コノハヅク、隼などの標本もありました
※熊鷹の翼を広げた標本などは痛みが早いなどの理由で常設展示はされないとの事でした、企画展他出張展示などで展示されるそうです、雲南市での企画展示をぜひとも実現したいと思います・・・
※追伸
ご案内いただいた井上博士は植物が専門でしたので
いろいろな植物の標本もご説明いただきました。
キノコの標本が入っているケース
毒キノコの標本
紅葉がきれいな草花
押し花などの標本です
今回紹介したのは、ほんの一部の標本ですが
標本の整理・研究・展示などに職員の方は目に見えない地味な努力をされているそうです、是非サヒメルに足を運んでごらん頂きたいと思いました・・・。
※青少年の交流の家での研修の模様は整理が出来次第随時紹介します。